
自分だけの『絵画を持つ』ということは
── 絵には「残す」力がある ──
思い出を残そうとするとき、
カメラには写し出せないものがあります。
心の中の風景、一瞬の記憶、そのときの感情など、
写真には残せないものでも、
キャンバスなら描くことができます。
想いの中だけに存在するシーン、
あなたの胸の中にある「一瞬」は、どんな景色でしょうか。

想いをかたちにして
── 絵には「伝える」力がある ──
贈りたい気持ち、伝えたい感情を、
絵ならかたちにして、お渡しすることができます。
大切な方への想いを絵に託したり、
人生の転機に、励ましを贈る…
あなた自身だけでなく、大切なお相手のために、
気持ちを思うままに表現し、伝えられるのが、
オーダーメイドの絵画です。

「想いを絵でかたちに」
─ 東京都 T様 ─
言葉の話せない動物たちを相手にする動物病院のお仕事は、どうしても長時間労働になりがちです。
だからこそ、まずは医師やスタッフが、自分たちの生活も大切にしながら、いい雰囲気の中で仕事を楽しめる職場であること。その心の余裕があってこそ、患者である動物たち、そしてご家族に、安心と最善の治療を届けることができる。
そんな院長先生の想いを、絵という形にして開院のお祝いに贈りたいと、お父様からご依頼を受けました。
院内で暮らすワンちゃんやネコちゃんたち。実は、この病院の4人の先生方を重ねて描いています。
その元気に遊ぶ姿を、森の動物たちがやさしく見守る、あたたかな風景に仕上げました。
スタッフの皆さんや、来院されるご家族が、ふと心が和らぎ、笑顔になれるように。
そんな願いを込めて描かせていただきました。
心に常に寄り添う存在
── 絵には「支える」力がある ──
ご自宅や職場に飾られた、
世界にひとつの、自分のための絵を見つめ続けることで、
心が、感情が、整っていきます。
他のアートのように、空間を素敵にするだけではない存在、
それが、受注制作の絵画です。

「人生の縮図を絵に」
─ 兵庫県T様 ─
学生時代はギターを片手に過ごす毎日でしたが、社会人になってからは遠ざかっておられました。
昨年、数十年ぶりにまた楽器を手にし、ジャズやボサノバなど、大人の音楽を楽しむようになられたそうです。
そして、もうひとつ欠かせないのが「海」。
生まれてからずっと海のそばで暮らし、今もダイビングを続けています。
そんな「海と音楽とワインのある人生」を、1枚の絵にしてほしいとご注文をいただきました。
届いた作品をリビングに飾って見ていると、「もっと何かしたい」「知らない場所に行ってみたい」
そんな気持ちが自然に湧いてくるそうです。
── 注文制作をお考えの方へ ──
ご注文制作をお受けするたび、身の引き締まる思いがします。
それは、ご依頼主との対話を通じて、
その方の人生の一端に触れるような感覚があるからです。
「なぜその絵を描いてほしいと思われたのですか?」
とお尋ねすると、多くの方がご自身の心の深いところと向き合いながら、お話してくださいます。
たとえば、遠い記憶であったり、
大切な人や場所への想いであったり。
過去を振り返り、未来を見つめる静かな旅に、
ご一緒させていただいているように感じることもあります。
完成した絵が、その方の日々の中で心の拠り所となり、
前向きな気持ちで毎日を迎える一助となれば、これほど嬉しいことはありません。

── 注文制作の流れ ──


坂本 澄子
⦿ ル・サロン(フランス芸術家協会)会員
⦿ 現代童画会 会員
広島市出身・大阪大学外国語学部(ドイツ語専攻)
日本IBMに入社後、絵を始める
2013 | 画家を志し退職 |
2015 | 二科展初入選、〜2023 毎年出品 |
2021 | ル・サロンに初入選 |
2022 | パリ国際サロン「ギャラリー・ドゥ・マレ賞」 |
2023 | ル・サロン会員認定 |
2024 | パリ国際サロン「優秀賞」 |
サロン・ドートンヌ入選 | |
2025 | ル・サロン「佳作・優秀賞」 |
ニューヨーク公募展「優秀賞」 |
2013 | 画家を志し退職 |
2015 | 二科展初入選、〜2023 毎年出品 |
2021 | ル・サロンに初入選 |
2022 | パリ国際サロン「ギャラリー・ドゥ・マレ賞」 |
2023 | ル・サロン会員認定 |
2024 | パリ国際サロン「優秀賞」 |
サロン・ドートンヌ入選 | |
2025 | ル・サロン「佳作・優秀賞」 |
ニューヨーク公募展「優秀賞」 |
「桜とともに、人生をふり返る1枚を」
─ 富山県 F様 ─
3人のお子さまを育て上げたご自身へのご褒美として、この作品をご依頼いただきました。
きっかけは8年前。
私が描いた桜の絵『往く春』をテレビでご覧になり、それ以来、つらいときにはその絵を思い出して心を落ち着けてくださっていたそうです。
今回のご注文では、満開の桜とともに、愛猫も描いてほしいというリクエストをいただきました。
静かな夜に、ひときわ美しく咲き誇る一本の桜。
それは、人生という季節を重ねてきたF様ご自身の姿と重なります。
その足元で見上げる猫は、きっと寄り添い、静かに見守ってきた小さな存在。
心のよりどころとなってくれた存在との絆を、表現できればと思いました。