坂本澄子の絵画作品サイト

重なり合う風景

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Message

東京湾を眺めるアトリエで、絵を描いています。
弧を描いた房総半島の向こうから、朝陽が顔を出す頃には、
街はもう動き始めています。
眼下の首都高速をトラックが東へ走り、
作業船が潮目を描きながら次々と出かけていきます。
そんな光景を見ながら、促されるように
キャンバスに向かうのが毎朝の習慣です。

海の上にはさらに大きな空が広がっています。
淡いオレンジとペールブルーが織りなす夜明けの世界は、
刻一刻と表情を変えていきます。
風の強い日は、対岸に大きく棚引く煙突の煙、
雲はたえず形を変え、海は雲間の光を映し出します。
日が沈むと、ゲートブリッジにかかるまあるい月、
夜空に目を目を凝らせば、無数の星が見える気がします。
そんな自然と人工物が共存する風景が好きで、
そこに、空想や記憶を重ねあわせた絵を描いています。

実際に見た風景だけでなく、
写真からインスピレーションをいただくこともあります。
遠い記憶が呼び覚まされ、シンクロしているみたいです。
実際の風景だったり、
物語を読みながら心に浮かんだ風景だったり、
映画のワンシーンだったり。
いずれも歳月の中で形を失いかけていたものが、
目の前の風景に呼応して再構成されていくのを感じます。
そんな情景には濁らないきれいな色が似合う気がして、
絵の具を選びます。
ノスタルジックで、ほんの少し感傷的な、澄んだ色。

形のないものをひとつの絵に組み立てる過程には、
多くの苦しみもあります。
なかなか描きたい絵に近づけず、
何度も描き直したり、もがいたり。
でも、一歩一歩、進んでいけたらと、祈りながら筆をとります。
現実と空想、いまと記憶、自然と人工...
これからも、いくつものイメージが重なり合い、
響き合う作品創りをしていきたいと思います。
「私の中で生まれた情景」を見ていただきたくて、
このサイトを作りました。
折に触れ訪ねていただき、共感いただけるものがあれば、
これほど嬉しいことはありません。

現実と空想、いまと記憶、自然と人工...
これからも、いくつものイメージが重なり合い、響き合う作品創りをしていきたいと思います。
「私の中で生まれた情景」を見ていただきたくて、このサイトを作りました。
折に触れ訪ねていただき、共感いただけるものがあれば、これほど嬉しいことはありません。

Profile

坂本 澄子

広島市生まれ
大阪外国語大学ドイツ語学科(現大阪大学外国語学部)卒業後
外資系IT企業に入社、セールスマネジメントを勤めた後に独立

2013 「バリアートショールーム」設立
バリ島の絵画作品を日本に紹介するかたわら、自身も画家を志す
2015 二科展初入選
2016 現代童画展新人賞
2017 同 賞候補・会友推挙
2018 同 会友奨励賞
2019 同 賞候補・会員推挙
2020 フランス芸術家協会「ル・サロン」入選
2021 「台日藝術博覧会」に出展、彩華賞を受賞
2013 「バリアートショールーム」設立
バリ島の絵画作品を日本に紹介するかたわら、自身も画家を志す
2015 二科展初入選
2016 現代童画展新人賞
2017 同 賞候補・会友推挙
2018 同 会友奨励賞
2019 同 賞候補・会員推挙
2020 フランス芸術家協会「ル・サロン」入選