2024.6.15
応接室が格上げされた
『滝桜』『春霞』2024年6月納品
<株式会社イグアス様からのメッセージ>
応接室、会議室をワンフロアにまとめるリニューアル工事を行うことになり、この機会に絵を飾りたいと思いました。
最初はレンタルで探していたのですが、これというものがなく、ふと、SNSで作品を目にしていた坂本さんに相談してみようと思いました。
絵は全部で6枚、応接室に一番大きな絵(40号)をお願いしました。
『往く春』のイメージでと伝えて、桜をモチーフにした2点が完成しました。
重厚感があり、応接室が格上げされた感じです。
来社される方からの評判も上々で、残りの作品も楽しみにしています。
<坂本澄子より>
モノトーンを基調としたクールなスペース。
そこに足を踏み入れた瞬間、なんだかいい感じになれる。
そんな絵をお届けしたいと思いました。
コロナ禍が一段落し、新しい働き方の中でオフィスに人が戻ってきた今、リアルに対面するからこそできることってなんだろう、と考えました。
打ち合わせだけなら、今やオンライン会議でも十分な時代ですものね。
ましてや、イグアス様はIT企業です。
直接会うと、今日は元気がないなと仲間のちょっとした変化に気づいたり、言葉によらない情報が降り注ぐ環境に身を置くことができます。
会議の内容についても、心から賛同して頷いているのか、顔を見ればピーンとわかりますしね。
そんなふうにいろんなことを感じ取りながら柔軟に対応し前進していけるのは、人ならではの力。
人間の持つ感性を高める意味で、人が集う場所にアートって大切な発想だと思いました。
桜は大抵の日本人がそれぞれに思い出(心の情景)を持つ花。
そして、物事の始まりの春を象徴する花でもあります。
新しい出会い、新しいチーミング、新たな人間関係。
人と人との良い繋がりを生み育む場作りに、この絵が少しでも貢献できたらと願っています。