『Tournant』2025年3月納品

＜東京都N.I.さまからのメッセージ＞

昨年、還暦を迎えたとき、会社の皆さんに温かく祝ってもらい、真紅の花束をいただきました。

一緒に頑張った仲間のことを、絵を見るたびに思い起こしたいと思い、制作をお願いしました。

寝室に飾っていますが、照明にほんのり照らされると赤が映えてとても素敵です。

10年前に長年勤めた会社を退職した際にも、門出を祝ってくれた仲間からの花束を描いてもらいましたが、見るたびにいろんな思い出が湧き上がってきます。

人生の節目を絵で残せるっていいですね。

題名は『Tournant』とつけました。

ターニングポイントという意味のフランス語です。

還暦の記念に家族でヨーロッパ旅行をした最後の地がフランスだったことも、思い出のひとつとしてこの絵に重ね合わせています。

＜坂本澄子より＞

一作目を描かせていただいてから、もう10年になるのですね。

今回もまたお声をかけていただき、嬉しいです。

ダリアが３本、バラが１０本の立派な花束。

一輪ごとに個性が感じられ、ご一緒に仕事をされているお仲間に思えてきました。

背景はグレイに見えますが、いろんな色を点描で重ね合わせ、赤が引き立つよう工夫しました。

絵にぴったりの額縁も見つかり、小さいながら存在感のある一枚に仕上がったのではないかと思います。