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坂本澄子の絵画作品サイト

重なり合う風景

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《お便りNo.12》 見えないものに惹かれます

こんにちは、坂本澄子です。

切り花に添えられていた葉っぱをお花が枯れた後もそのまま花瓶に入れておいたら、根が出て来ました。

2021/6/19 Facebook投稿

それから1年、頑張って生きている姿が愛おしく、先日植木鉢に植え替えてあげました。

天気のいい日にはベランダに出して風に当てています。

新しい環境におっかなびっくりの「ミドリくん」ですが、元気ですくすく成長してくれたらいいな。

《有明7不思議》

私の住んでいる江東区有明には、「何これ?」と思う不思議な物体がいくつかあります。

その1つが東京湾に浮かぶこの6つの箱。

最初は消波ブロックかと思ったのですが

16年前にここに引っ越して来た時には既にここに鎮座しており、正体は未だ謎です。

手前のビッグサイトの駐車場の車と比べてもかなり大きなもののようで、うちでは巨大レゴと呼んでいますが、これがなんと時々姿を消すんです。

そして、1ヶ月くらいすると何もなかったように同じ場所に出現。

今も2個がご不在です。

2個いないことに気がついたのは10日前

戻ってくる瞬間をこの目で見たくて、窓の外が気になって仕方ありません(笑

《会員さま限定のアレ、また作っちゃいました》

オンライン展示会#3『水の惑星』のライティング展示はご覧いただきましたでしょうか。

この展示会を記念して、#2『月の贈り物』に続き、また小さな絵本を作っちゃいました。

手に馴染む文庫本サイズで、10作品一つ一つに文章をつけて絵本仕立てにしています。

QRコード付きなので、ウェブサイトの作品ページで解説を見ながら、なんてこともできます。

こんな感じで手にとっていただけたら嬉しいです

この小さな絵本を、今回もメルマガ会員様限定でプレゼントします。

こちらのお問い合わせフォームに「小さな絵本、送って」と書いてお送りください。 宛先のご住所もお忘れなく〜。

4月の公開後に仕上げたこちらの作品も1ページおまけで入っていますよ。

今日ウェブサイトにアップしたばかりなので、詳細は画像をクリックしてご覧ください。

『古都の桜』F10 (53x46cm)

《見えないものへのこだわり》

京都の桜です。

お座敷から川面に映った灯りが、桜を優しく浮かび上がらせています。

さわさわと流れる音に耳を傾けるようなつもりで描きました。

そして、明るい雲は画面の外に月があることを表しています。

どちらも目には見えないけど、もし心で感じていただけたらとても嬉しいです。

そういえば、『星の王子さま』に「一ばんたいせつなことは、目に見えないんだ」(内藤 濯 訳)という一文がありますね。

あの箇所がとても好きです。

《ニュンフェが受賞》

先日大阪あべのハルカスで開催された「OASIS 2022」で、『地上に舞い降りたニュンフェ』がスポンサー賞(松田油絵具さん)をいただきました。

「OASIS 2022」会場にて

この絵を購入された吹田市のIさまに一番にご報告すると、一緒に喜んでくださいました。

「いい絵のある暮らしっていいですね♪

テレワークの席の上に飾って、疲れた時眺めて時に癒され時にテンション上げるのに効果があります」

と感想をいただき、さらに感激。

絵はどれも私にとって可愛い娘たち、その嫁ぎ先さまとは特別な関係です。

それを強く感じた出来事でした。

今月も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメントお待ちしてま〜す!

  • 藤川 より:

    謎の物体、私も知らなかったので、調べてみました。「ケーソン」というもののようです。数が減ったことについても判明。【ケーソンとは鉄筋コンクリート製の函体であり、この函体を海上に浮かべて所定の場所まで曳航し、水を入れて着底させた後に砂や鉱滓スラグによる中詰めを行い安定させるものです。伊豆諸島では、ケーソンの製作から据付までを同一年度に行うことは非常に困難です。このため、東京港においてケーソン製作を行った後、海上に仮置きしておき、翌年度島へ曳航し据付を行うという方法をとっています。】

  • 坂本澄子 より:

    藤川さま、情報ありがとうございます。
    16年来の謎が解けました。
    私もケーソン調べてみました。防波堤や岸壁を作るための部材の仮置きだったのですね。
    いなくなった後また戻ってきていたのではなく、本来の設置場所へと旅立ち、新しいのがやってきていたとは。
    あんな大きな箱体を意外に小さな船で曳いている写真にもビックリ。

  • 土肥 より:

    長年の謎が氷解するときの気持ち、気持ちいいですね。
    しかし藤川さん、写真だけからよくわかりましたね。 びっくりしました。
    ケーソンのことは初めて知りましたが、私は重厚長大技術にひかれてしまうのでとてもうれしいです。
    でも謎がとけると少し残念だったのでは・・・
    「ミドリくん」:名前をつけるところが私にはない発想です(笑)。
    アベノハルカスでの受賞おめでとうございます。

    「小さな絵本、送って」
    「古都の桜」:見た瞬間からいろいろなところに散らばっていた記憶が蘇ってきました。

    • 坂本澄子 より:

      土肥さま、いつもコメントありがとうございます。
      一発で当ててしまった藤川さまにはビックリですよね。私もウェブではいろいろ調べていたのですが、全くヒットしませんでした。きっとキーワードの選び方がお上手なのですね。
      こんなことに興味を持つのは私だけかと思っていましたが、土肥さまも重厚長大技術がお好きなのですね。
      ミドリくんは、花瓶の中で根を伸ばし、懸命に生きている姿をみるうちに捨てられなくなってしまいました。ずっとウチにいてもらう決心をしたのて名前をつけたのですよ。

      • 土肥 より:

        ふと見るとミドリくんのバックすごいですね。千年の孤独・・こんなに大きいのですか?!現物を見てみたいものです。市松模様は描くための模型ですか?

        • sumiko-sakamoto より:

          土肥さま、いつもコメントありがとうございます。
          なんども見返してくださって、嬉しいです。

          『千年の孤独』は100号なので、縦の長さが私の身長と同じくらいあるんです。
          毎年秋の公募展(二科展、現代童画展)には100号もしくは80号の大作を出品します。
          今年は着手が随分遅れて、つい先日描き始めました。
          お尻がボーボー燃えてます(笑)

          ミドリ君の後ろもよくぞ気がついてくださいました。
          キャンバスに描く前にスケッチブックに下絵を描いてシミュレーションしました。
          下絵だけでも3回以上描き直していますが、これは初代だと思います。

          はい、土肥さま、やはり絵は現物を見ていただきたいです。
          その大きさに最もふさわしい構図、描きこみ、そして絵肌がありますので、PCや印刷物でご覧になるのと違って見えると思いますよ。

コメントいただいたら必ず返信しますので、しばらく経ってからこのページを再度ご確認ください。

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