2022.7.9
夕涼みの風
こんにちは、坂本澄子です。
今日はJUJUさんのコンサート『ユーミンをめぐる物語』に行ってきました。
私はユーミン世代のど真ん中、11月にニューアルバムを買い、コンサートに行くのが、若い頃の毎年の行事でした(笑)
JUJUさんは抜群の歌唱力、カバー曲のCDも持っていて、絵を描く時によく聴いています。
そのJUJUさんがユーミンをカバーすると聞いては、行かないわけにはいきません。
この数ヶ月ずっと楽しみにしていました。
初コンサートは想像以上でした。
JUJUさん自身の世界観を繰り広げ、休憩なしで24曲、あの声量で歌い続けるパワーにまず圧倒されました。
そして、もう一つ驚いたのが、恋の歌。
つらい恋ほどその歌詞の重みがずっしり。
ユーミンはビブラートのかからないある意味無機質な歌い方なので、さらりと聴いていた曲が、実はこんなにもつらい曲だったのだと、今更ながらに心にズシンと響きました。
最後の曲はトレードマークの帽子を被り、自身の持ち歌『奇跡を望むなら』。
これには痺れました。
松任谷正隆さん演出のステージも素晴らしく、不思議の世界へ迷い込んだような素敵な時間を堪能しました。
さて、「世界絵画大賞展」、暑さの厳しい折にご来場くださり、本当にありがとうございました。
先週金曜日に無事終了いたしました。
矢継ぎ早のご案内となり大変恐縮ですが、7月25日(月)〜30日(土)に開催予定の、「現代童画会セミナー展 ’22」@大崎・光村グラフィック・ギャラリーに『古都の桜』を出品します。
真夏に桜?と思われますよね。
桜はもちろんなのですが、川の流れを見ていただきたくてこの作品を選びました。
京都の夏の風物詩といえば川床。
川に面して、あるいは川の流れの上に設えたお座敷です。
水が流れる音を聴いているだけでも涼しさを感じますよね。
この絵のお座敷も窓を開けると、涼しい風が流れ込み、さわさわと流れる水の音に心癒されそうです。
そんな想像をしていると、水の描写に俄然力が入りました。
ぜひ現物を見ていただけると嬉しいです。
こじんまりとした展示会ですので、ゆっくりお話もできると思います。
詳しいご案内はこちらをどうぞ。
ご来場の際には事前にメッセージを入れていただけましたら、最高の笑顔でお迎えします。