2026.2.1
《新作》祈りの後で
この作品を描こうと思ったきっかけは、ある方から送っていただいたモン・サン・ミシェルの写真でした。聖堂を出て、帰路につくための階段です。
観光客は礼拝に参加することはできませんが、「一緒にお祈りさせていただけますか」そう声をかけると、特別に中へ入れてもらえるのだそうです。
いただいた写真は、きっとその祈りの時間を終えた後の風景。
それぞれに人生の重荷を背負った人たちを、シスターが静かに見送っている。
私には、そんな姿に見えました。
奥に見える渡り廊下は、左の聖堂と、右の住居棟(修道士・修道女の生活の場)をつないでいるそうです。
ここは、巡礼者にとっても、神に仕える人々にとっても、祈りと現実のあいだにある場所なのかもしれない。
そんなことを思いながら描いた一枚です。
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