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坂本澄子の絵画作品サイト

重なり合う風景

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《号外》ル・サロン入会審査にお力を

こんにちは、坂本澄子です。

今年2回目の入選が叶い、『LE SALON(ル・サロン)』への入会を申請しようと考えています。

1881年のフランス芸術家協会設立以降、140年近い歴史を重ねて来たル・サロン展。その起源は、350年以上前に王宮内で行われていた彫刻の品評会にまで遡ります。

過去の出品者には、ドガ、ドラクロア、ミレー、マネ、モネ、ルノワール、ピサロ、コロー、ルオー、ロダン、クールベといった錚々たる画家が名を連ね、その後、世界各国で美術公募展ができるきっかけを作ったのが、このル・サロンと言われるほどです。

それだけの難関ですから厳しい審査があり、一度で受理されることは難しいと思いますが、せっかくの機会、是非チャレンジしてみたいと思いました。

入会が認めれると準会員(会員はフランス国籍のみ)として迎えられます。

 審査に必要なものは150字のプロフィールと入選作以外の作品写真6点です。

最近の作品から候補を選びましたが、ここから6点に絞るとなると、それぞれに思い入れがあり、自分の作品を客観的に見ることはこんなに難しいものかと感じています。

 そこでお力をお貸しいただけないでしょうか。

下の候補作品からよいと思われる6点とその理由をお教えください。

最近、展示会やサイトをご覧いただいた方からのコメントによって、我が作品ながら「そういった見方もできる」と新鮮な気づきをいただくことが多くなってきました。

投票が多かったものを選ぶということではなく、自分の作品を改めて見つめるために使わせていただきたいと思っています。

詳細をご覧になりたい場合は画像をクリックしていただければ、作品ページにリンクします。

1. 『明け方の夢』
2.『遠い夏の思い出』
3.『Prismatic Hours』
4.『水の惑星』
5.『月の贈り物』
6.『千年の孤独』
7.『都会の桃源郷』
8.『南の海の妖精たち』
9.『生命の樹』

 6点の番号とその理由はコメント欄に入力いただければ幸いです。

いただいた内容から私がどのように考え、最終的にどの6点を選んだか、そして、審査結果(来年5月頃)につきましてもご報告させていただきます。

どうかお力をお貸しください。

  • 相田誠司 より:

    入選おめでとうございます。素晴らしいです。

    3と5がいい感じ。
    理由
    芸術は爆発だから笑
    爆発力を感じる絵。

  • 坂本澄子 より:

    相田さま
    早速ありがとうございます!
    爆発力。
    思いもよらないコメントをいただき、興味津々です。
    爆発力を感じられたのは例えばどのあたりでしょうか。

  • 吉田 けんじろう より:

    出先の待ち時間にスマホから乱文にて失礼します。 6点選ぼうとすると全部になってしまうので、感覚で3点選んでから感想書いてみました。

    5.『月の贈り物

    月と桜の絵は他にもありますが、星が入っているのは独創性があります。
    暖かさと冷たさ、鮮やかさと、しんみりとした気持ちの両方が感じられて、その時の自分によっていろいろな見方が出来るとても良い作品です。

    7.『都会の桃源郷』

    色のコントラストと、古い和の良さと近代構造物の対比がとても良いです。
     しばらく見ていると人口構造物は、京都の稲荷神社鳥居のようにも見えてくるので不思議です。
     また、人間が滅亡したあとで、巨大な人工物が残り、逆に人がいなくなったからこそ自然が生き返ったような皮肉なシーンをも思い起こさせます。

    9.『生命の樹』

     緑と都会のビルが同居し空にはジェット飛行機が飛んでいるセントラルパークか代々木公園のような場所に、大きな木が聳え立ち、ブラックホールと暗闇の月のように見える空に突き刺さっているさまは、スミコワールド特有の、童話と現代、現実、そして希望の鮮やかさと現実の暗い世界の両方を対比表現しています。
     現代版ジャックと豆の木のようで、これからどんな事がおきるのかワクワクします。 
     この少女には、これから悲しい事、大変な事も起きるでしょうが、最終的には希望を持つ事が出来るでしょう。
    そんなパワースポットのような作品です。

    • sumiko-sakamoto より:

      吉田けんじろうさま
      丁寧なコメントありがとうございます。
      小説家のけんじろうさま、ステキな物語を作ってくださり、感激しながら読ませていただきました。
      特に7はそんな見方もできるのかと、新鮮な驚きを覚えました。

  • 匿名 より:

    入選おめでとうございます!
    2,5,7がいいと思います。
    理由は上手く言えませんが、個人的に日本を感じられる、アピールできる作品だと思いました。

  • sumiko-sakamoto より:

    匿名さま
    最初に師事した先生が日本画家だったせいか、もともと日本画が好きなせいかどちらかはわかりませんが、無意識のうちにも美しいものとして和を描く傾向があります。
    それを感じていただけて、とても嬉しいです。
    コメントありがとうございます。

  • 小野寺 洋 より:

    ルサロンに入会できたら、素晴らしいですね、
    頑張ってください!
    全くの素人ですが、1番、5番、8番が好きです。
    選択理由も単純ですが、見た瞬間に、素敵だな、と思いました。

    • sumiko-sakamoto より:

      小野寺さま
      はい、入会できたら嬉しいです!
      見た瞬間にぴぴっと来ることは大切ですよね。
      全世界から応募が集まりますので、審査員は瞬時に判断していると思います。
      貴重なご意見をありがとうございました。

  • 鈴木 憲誠 より:

    芸術を表現するボキャブラリーを持ち合わせていない私にとって、絵画を評論など出来ようがなく、3点を選択し思うがままに記載しました。水が描かれている絵をなぜか選択しています。

    6.『千円の孤独』
    タイトルが某焼酎の銘柄と同じで興味をそそりましたが、絵そのものは夜のアンコールワットを思わせる構造物の近くを流れる透明度の高い小川のせせらぎに集まった蝶と、それと戯れる女性。この女性は坂本さんご自身だと想像しましたが間違っていたら御免なさい。齢を重ね高齢者になった時、どう生きるべきかを考えさせられた絵画で、選択した4点の中で最も気に入った絵です。

    7.『都会の桃源郷』
    一目見て、防災地下神殿と云われている「首都圏外郭放水路」に淡水魚が悠々と泳いでいるイメージと理解しました。人口的で無機質な構造物の中で自然の営みが行われていて、まさに現代の東京での我々をとりまいている姿そのものが描かれていると印象を持ちました。

    8.『南の海の妖精たち』
    モルディブの環礁の中の透明度抜群な静かな海の中、海藻と戯れる人魚の姿、紫色の色使いと、海底が白砂で描かれているところがとても綺麗です。右端にちょこっとミズクラゲが小さく描かれているのが可愛らしいです。

    • sumiko-sakamoto より:

      鈴木さま
      コメントありがとうございます。
      『千円の孤独』とミスタイプしていました。正しくは『千年の孤独』です(汗)
      女性は孤独な廃墟を見守ってきたゆりの花の精をイメージして描きましたが、仰る通り、それは私自身かもしれません。
      私も水のある風景が好きです。
      光が水に戯れるゆらぎの模様もいつか描いてみたいと思っています。

  • M Kojima より:

    準会員 素敵な響きです!
    星雲にも見える宇宙の彼方と、絵画サイトの名の通り「重なりあう風景」をこの絵作品から素直に感じ取れました。
    9.『生命の樹』 推しです。

    • sumiko-sakamoto より:

      Kojimaさま
      素敵な響きですよね〜。頑張ります!
      私の作品のコンセプトである「重なりあう風景」を主軸に作品選びを行おうと思いました。
      大切なことを気づかせてくださり、ありがとうございます。

  • 土肥 嘉宏 より:

    2.遠い夏の思い出
    次から次へと情景が思い出され懐かしさがあふれ出ますが、海外ではどのように受け止めるでしょうか?
    3.Prismatic Hours
    夏の日の水と光の爽快な共演で、伸び伸びした気持ちになります。
    5.月の贈り物
    柔らかい光で願いをかなえてくれた月とそれにより生を取り戻した桜の相互作用が不思議なバランス。
    6.千年の孤独
    のぞみがないように思えても月は見てくれているということを黄色みがかった月とそれが照らす雲が教えてくれているようで、この絵に引き込まれる。
    8.温かい水と光に揺られる、こういう風になりたい。
    9.生命の樹
    大胆な構図で突き進み、絵に導かれ次第にその世界に引き込まれてしまいそう。

    • sumiko-sakamoto より:

      土肥さま
      それぞれの絵にステキな言葉を与えてくださり、感謝します。
      望みがないように思えるときも、必ず見ていてくれている人がいるものですよね。
      これまでの人生で体験したことを思い出して、温かい気持ちになりました。

  • yuki より:

    「重なりあう風景」というテーマに合っているという観点で、3,4,5,7。
    あと2点は幻想的な6,8ですかね。

    • sumiko-sakamoto より:

      Yukiさま
      コメントありがとうございます。
      やはり、作品コンセプトは大切ですよね!
      その上で6点をどう見せるかを考えたいと思います。

  • Mark, Aran より:

    坂本さんの澄んだ色使いが好きなので、
    2,3,5,7に投票します。

  • 坂本澄子 より:

    Markさま
    過去2回の入選作品がどちらも澄んだ明るい色使いなので、それに類する作品を数点入れたいと考えていました。
    そのことに確信がもてました。
    ありがとうございます!

  • T. F. より:

    ②蓮の花が好きってことはありますが、いかにも涼し気で日本の夏を感じさせます。
     同じような模様の火鉢が実家にあったので、あれがあれば睡蓮を浮かべて
     メダカを飼えたのにと思い出してしまいました。
    ③一番最初に虹が目に入り、なんとも夢のある絵だと思いました。
     亡くなられた愛犬を思い浮かべてお描きになったようですが
     青い空に白い雲が広がり、そこに虹。
     都会の喧騒を離れて、思わず駆け上がりたくなります。
    ⑤月に照らされた満開の桜。
     木全体が桜で覆われている見事な桜。
     誰も描かれていなくても、月とこの見事な桜だけで充分です。
     静かな風景なのに、とても温かい気持ちになりました。
    ⑥最初に見て、絵本の表紙にしたいと思いました。
     朽ち果てた遺跡も描かれていますが、蝶の妖精が手を差し伸べると
     蝶たちが次々と羽ばたき、天に向かっていく様は、辺り一面が蝶で
     一杯になることを想像し、そうなったらなんて素敵なんだろうと
     勝手な物語を考えてしまいました。
    ⑦この絵は不思議な気持ちにさせます。
     地下にある巨大な水槽、物凄く高い柱も現実なものなのに
     そこには水が一杯あって、大きな魚が気持ち良さそうに泳いでいます。
     お魚達の天国のような場所、それでいて、大きな柱とどこまでも続いている
     水路がなんとも面白く、不思議な気持ちにさせてくれます。
    ⑨大きな大きな大樹。
     大きな木の側に行くと、エネルギーをいただけるようで、それだけで満足します。
     どこまでも伸びている大きな木というだけで、気に入ってしまいました。

    • sumiko-sakamoto より:

      T.F.さま
      一作ごとに丁寧なコメントをありがとうございます。
      言葉が胸に染み渡っていくようで、味わいながら読ませていただきました。

  • C. S. より:

    日本と未来を感じられるので、2,4,5,7が好きです。

    • sumiko-sakamoto より:

      C.Sさま
      日本と未来。新しい視点をありがとうございます。
      確かに、時々日本の未来はどうなるのだろうと不安になります。
      そのためにも明るい希望を感じられる絵を描き続けたいと思います。

  • 高橋慎介 より:

    皆、魅力ある絵で、それぞれ語りかけてくれているように感じました。

    個人的に以下の4点が好きです。
    1. 動のまえの静けさの表現力が素敵です。
    4.全てを受け入れたような表現力に惹かれます。
    6.作家さんの絵を完成させるまでのプロセスが乗り移っているようで、インパクトあります。

    9.毎日元気に明るく生活している象徴のオブジェに見えて、元気がでてきます。

    • sumiko-sakamoto より:

      高橋さま
      コメント、とても嬉しく拝見しました。
      先日NHKの日曜美術館を観ていましたら、80代半ばのある画家さんが「苦労して描いた作品はそれだけ魂がこもっている」と言っておられました。 作品6はかなり苦労しましたので、それを感じていただけて嬉しいです。16日(火)まで上野の東京都美術館で展示しています。ご都合がありましたら、ぜひ現物も見てやってください。土日は会場におります。

  • Tomono T より:

    7と8が動きがあって好きです。釣りをやるので水に関する絵は好きですね。

    • 坂本澄子 より:

      Tomonoさま
      コメント、ありがとうございます!
      私も泳げないくせに水に惹かれるのですよ。
      揺らぎと光との戯れ、難しいけどこれからもチャレンジしたいテーマです。

  • 伴野 より:

    ゆらぎ揺らぎ振らき
    何となく良いひびきですね♪
    肩の力を抜いて、いつもの穏やかな燈子さんでいて下さいね。頑張らなくてもいいんです(笑)

  • 森幸世 より:

    澄子さん、
    どれも素敵ですが、第一印象で「好き」と特に強く感じるのは、私の場合は、7,2,8 でした。
    でも本当にどれも素敵だし、どれも自分の生んだ子供のようなものでしょうから選べないの、よくわかります。
    それもまた楽しい時間ですよね!

    • 坂本澄子 より:

      森さま
      コメントありがとうございます。
      森さまは澄んだきれいな色がお好きなのですね。
      私も夜の絵、暗い絵を描いた次の作品は、明るい絵に振れる傾向があります。
      両方をうまく取り混ぜて6点をセレクトしますね。

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