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2023.7.4
四季が揃いました
『森の向こう』 2023年6月納品
<大阪府C.S.さまより>
四季が揃いました。
最後の夏は、澄子オリジナルの夏です。
早速、夏に掛け替えました。
これで家でも季節を感じながら一年を過ごせます。
なかなか旅行に行けない母も喜んでいます。
チビたちも描いてもらって、未来に向かっている感じがして、素敵です。
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<坂本澄子より>
最初にご注文いただいたのが冬、作品ページにあった『星降る夜』を気に入っていただいたのが始まりでした。
そして、春。
かつては桜前線を追って旅されたほど大好きな桜。
ちょうどその頃迎えられた保護猫のラクちゃんを加えました。もう一匹はご近所のノラちゃんのつもりで描いたのですが、1年後にこの色のミミちゃんを迎えることになるとは、なんとも不思議な偶然でした。
「こうなると四季を揃えたくなるね」と秋はいつか行きたいと蔦沼の紅葉を希望されました。
「夏はなかなかイメージわかへんのよ〜」と最後になったのが夏でした。
実は私は夏が一番好き。
向日葵と青い空ではなく、その昔清少納言が「夏は夜」と語ったように、昼間とは別の顔を垣間見せる趣のある夏が好きで、『真夏の夜の夢』や『扉の向こう』を描いていました。
「こんな絵もいいね」と最終章はお任せくださり、向こうは陽光の夏、手前は別の世界を対比させる構図で描くことになり、愛猫のココちゃんとソラちゃんを入れてねとリクエスト。
木立のグラデーションで、夜から昼に柔らかく移り変わる様を描きました。
好奇心いっぱいのココちゃん、ちょっとビビリのソラちゃんが向かう道の先にあるものは、きっと明るい未来。
冒険はこれからですね。