2022.9.8
愛犬と過ごす時間
『フレタを聴きながら』 2021/12月納品
<愛知県M.N.さまからのメッセージ>
なんだかホッとするんですよね。
この相思相愛感がなんとも言えず、つい口元が緩んでしまう。
他に描いてもらった絵もそれぞれに味わいがあるのですが、坂本さんの絵が一番温かみがありますね。
リアルだというのはもちろんですが、温かさが伝わってきます。
うちに来てもらって、短時間でリキとワタシの関係性を捉えてくださったと感じます。
リキも喜んでいたと思います。
<坂本澄子より>
Nさまからリキくんを描いてほしいと依頼を受けたのは、ケン(フレンチブルドッグ)を失くして半年ほど経った頃でした。
この小さな相棒が私にとってどれだけ大きな存在だったのか、重く切なく感じていたときだけに、Nさまの思いが強く伝わってきました。
その頃、東京にお住まいだったので、リキくんに会わせてくださいとお願いしました。
最初は緊張気味だったリキくんですが、だんだん慣れてくると、まるで人のような表情を見せてくれました。
Nさまに甘えたり、ちょっと拗ねてみたり。
そんな様子を見ていると、私もあったかい気持ちに。
後日ラフ画を4案を描いてお出ししたところ、「どれも良くて悩んでます」と☺️
ところで、Nさまのクラシックギターは相当の腕前。
『フレタを聴きながら』のタイトルは、伺った時に弾いて聴かせてくださったクラシックギターの名門「イグナシオ・フレタ」から。
音色はもちろん、見た目もとても美しい楽器で、サウンドホールの縁取り模様をこっそり絵の中に仕込んでいます。
Nさま、気がついてくださいましたか〜?
(後日談)
Nさまは絵の中の縁取り模様に、これを読んで初めて気がつかれたそうです。
そして、もう一度喜んでくださいました。よかった。よかった。