2021.8.5
《お便り創刊号》 真夏のためいき
こんにちは、坂本澄子です。
会員様限定ブログ(通称ウラマガ)の創刊号にお越しいただき、ありがとうございます!
オリンピックもいよいよフィナーレに近づいてきましたね。
この2週間、毎日ほんとにたくさんのドラマを見せてもらいました。
こんなに真剣にオリンピックを観たのは初めてと思うくらい(笑
今回の私の一番は、なんといっても陸上長距離女子、オランダのハッサン選手です。
1500mの予選で見せてくれた走りはすごかったですね〜。
レース終盤で巻き添えを食らいまさかの転倒。
N○Kの実況アナウンサーが日本人選手そっちのけで、「ハッサン、転倒!ハッサン、転倒!!」と絶叫したほど、緊張が走った瞬間でした。
しかし、ハッサン選手はそんなことはものともせず、モーレツなスパートをかけると、最後方からなんと11人!!!を抜き去り、一着でゴールしたのでした。
あまりのすごさに、しばしボーゼン…
そんな圧倒的な強さを見て、私も絵の世界で一流になりたい!と心から願ったのでした。
<お色直しもここまでくると別の作品?>
それでは、「今月の一枚」に行きます。
いま見てほしい1枚をご紹介するこのコーナー、今回はお初なので、2点いっちゃいます。
最初の作品は3年前に描いた絵(左)に手を入れていたら、「あら、まあ」のこちら。
当時、蓮をモチーフにした連作を描いており、いつもはビビッドな作品が多い中、月の逆光でグレイッシュな色使いをしたところ意外に好評で、ちょっぴり気をよくした、思い出の作品です。
大阪・あべのハルカスで今月開催予定の「オアシス2021」に出品のお誘いを受けた際、この作品をとご指名いただきました。
でも、どうせなら旧作ではなく、新しい作品を出したいですよね。
そこで手を入れ始めたら…というわけです。
3年前といまと一番違うのは、民間の宇宙旅行が急速に現実味を帯びてきたことです。
月旅行だってもうそんな遠い話ではないかも知れません。
すると、こんな風景が見られるということなんです。
手前に東京タワーや蓮を残したのは、「地球人」が見る風景であることを暗示したかったから。
その時も青い地球が、ずっと美しい星でいてくれることを願いながら、この2021バージョンを仕上げました。
この作品は「第26回オアシス2021」8月27日(金)〜29日(日)でご覧いただけます。
<20年前に見たちょっと不思議な光景>
2点目は今週描きあげたばかりのほやほやの新作です。
かれこれ20年前に明石城(当時関西に住んでいました)のお堀端でたまたま見かけた光景が元になっています。
たくさんの鳥たちが枝にとまっているのが、まるで白い花のように見えました。
そのころの私は人生の暗雲立ち込める時期にあり、暗がりに浮かび上がった鳥が、早春のハクモクレンのように、心をぽっと照してくれたのを覚えています。
この情景はその後も折に触れ、凹んだ私を元気づけてくれました。
記憶の淵に残ったそのイメージを、いつか絵にしたいとずっと思っていましたが、この度、今住んでいる東京のベイエリアの風景に重ね合わせて描いてみました。
こちらは、「現代童画会’21選抜展」8月16日(月)〜22日(日)@東京・銀座アートホールに出品し、その後、坂出展@坂出市民美術館(10月9日〜31日)、関西展@原田の森ギャラリー(12月15日〜19日)に巡回する予定です。
緊急事態宣言さなかではありますが、もしお近くに来られるついでがありましたら、お立ち寄りいただければ、大変嬉しく思います。
ご希望の方には案内はがきを郵送にてお送りしますので、「お問い合わせ」からご連絡ください。
毎月1回、こんな感じで続けてまいりたいと思っていますので、どうぞご贔屓に〜!
コメントもお待ちしています。
創刊号おめでとうございます。これからも楽しみにしています。
yukiさん、ありがとうございます! 毎月楽しみにしていただけるような内容にしていきます。
創刊おめでとう㊗️ございます。満面の笑みとチャレンジのご様子は、こちらまで晴れやかな心持ちになります。
毎月が楽しみです。
Kojimaさま、ありがとうございます!毎号晴れやかなお気持ちになっていただけるよう、頑張ります。どうぞ今後ともご贔屓に〜!
おめでとう!! いろいろ頑張ってますね。
コラムや小説の執筆を開始しました。久しぶりに本の執筆の依頼も来ています。
将来、「これぞ」という小説が書けて、表紙をお願いできるぐらいになれるように私も頑張りまーす。
けんじろうさま
けんじろうさまの小説、とても興味あります。小説の場面からイメージして絵を描くというのを是非やってみたいです!
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