2024.6.1
《お便りNo.35》色々な変化
こんにちは、坂本澄子です。
今日から6月ですね。
転ばない記録更新中です。
お恥ずかしいことに、以前は本当によく転んでいたのです。
気持ちだけ前に出て、身体がついてこないのだと年齢のせいにしていましたが、今思うと、体の使い方に問題があったようです。
重心が低く、前屈みの体勢で、足を前に出そうとすると地面につかえてしまうという状態。
そう気づいたきっかけは、一昨年の夏から通い始めた週一回のパーソナル・トレーニングでした。
今日はそのお話から始めたいと思います。
《週1回15分のトレーニングが生活全般に○》
絵を描くとき、意外に思われるかも知れませんが、結構下半身を使うんです。
描いては2歩下がって全体を確認。
この立ったり座ったりの動作の連続で身体がだる重くなってくると、絵に集中できなくなっていました。
元々運動が苦手な私…。体育の成績は小学校の時からいつも「もう少し」汗
体験コースを受けた時も、ジム(日本橋・三越前)に通うのが億劫で続かないだろうと心配になり、
「まずは3ヶ月でもいいですか?」と聞いたくらいです。
「月謝制ですから全然問題ないですよ」
ところが、予想に反してもう2年近くも続いているのは、トレーナーの久保木さんの体に関する深い知識への信頼と、普段の生活へのきめ細やかな心くばり。
例えば、身体のどの部位に刺激を入れると、身体がどのように反応するかを実証しながらトレーニングを行うので、わずかの時間でも「あ、下半身が軽くなった」と実感できるんです。
また、「筋肉痛が出ていませんか?」と、程よいタイミングでメッセージをくださり、一緒に体調管理をしてもらえている感じです。
自分の身体の気遣ってくれる人の存在はとても心強く、家で仕事をする時間が長い私にとって、週1回ジムに通うことが、生活の上でもメンタル面でも良いリズムになっています。
久保木さんとは経営の勉強会で知り合ったのですが、この出会いがなければ、今もモヤモヤした毎日を送っていたと思います。
信頼できる人なのでちょっと遠いけど娘にも紹介して、「とても楽しい」と片道1時間を喜んで通っています。
この久保木さんのパーソナル・トレーニング、今少しだけ枠があるそうです。
体力の下降線をストップしてこれからますます頑張りたい方は、ぜひコチラを読んでみてください。
《誰かの勇気になりたくて》
6月になってとても楽しみにしていることがあります。
6月25日(火)〜30日(日)に福岡市美術館で開催される、写真家・清水貴子さんの写真展『一蓮托笑 ともに、笑おう』です。
過去の困難を笑顔に変え、半世紀を生きた女性50人のストーリーが、貴子さんの写真による「笑顔」と共に展示されます。
これまでの人生で一番苦しかった30代半ば。
小さな娘を抱え、外資系IT企業の法人営業として仕事に奮闘していました。
そんな時に出会ったのが絵を描くこと。
週末に娘と一緒に何かやりたいと思っていた時に、たまたま目に入った絵画教室のポスター。
それが人生の後半戦にこんなに大きく関わってくるとは、想像だにしていませんでした。
絵を描くことで誰かを幸せにできたらと私が考えたように、貴子さんはこの写真展を通じて、50人のストーリーが誰かの勇気につながればと願い、何年もかけて構想を温め、準備をしてこられました。
プロとしての写真はもちろん素晴らしいですが、一人一人に丁寧なインタビューをされ、凝縮された300字のキャプションを手作りされているところに、貴子さんの強い思いを感じました。
写真展の開催とタイミングを合わせ、50人の写真とストーリーが写真展公式サイトで公開されますので、ぜひ6/25-30にアクセスしてみてくださいね。
前日には、前夜祭として困難を笑顔に変えた女性たちの集いが開催されることになり、素敵なご縁を楽しみにしています。
《今月の一枚》
初公開『再興』です。
現在の社会を映し出す「現代アート」の分野への初挑戦として描いた作品です。
日本人が作り上げた歴史的建造物を、高く積み上げられた塔のように描きました。
それぞれの時代の様相を今に伝える文化遺産、どれも日本が誇る素晴らしいものです。
一方で、それは自然を作り替えることでもあり、行き過ぎてしまうと、時に自然破壊や環境の変化をもたらすことにもつながります。
地球上の悠久の時の流れの中で、ほんの一瞬の今、生態系の頂点を担う人間として、考えなくてはならないことがあると思いました。
再興は現代版バベルの塔でもあります。
ところで、この作品、現代アートの世界コンクール、「アートオリンピア2024」に応募しましたが、あと少しのところで上位入選することができませんでした。
残念…まだまだ精進が必要ですね。
今月も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
これから梅雨の季節、どうかお身体に気をつけてくださいね。
そして、ちょっと凹んでいる私にぜひ激励のメッセージを、お待ちしています!
現代版バベルの塔なんですね。なるほど。発想がおもしろいです。
試行錯誤を重ねているのが、痛いほど伝わってきます。
たくさんのメッセージがあるんでしょうね。
右下のブロック塀に囲まれた大仏や工事現場、作者の思いはどこに…?
現代アートの世界コンクールに入選したという事は、凄い事ではないでしょうか!
体力にも自信がついて次回は上位入選、という目標?につながったのではないでしょうか。
上原さま、温かい励ましのメッセージをありがとうございます!
納得がいくまで何度も描き直しして、同じサイズ(50号)に通常かかかる時間の倍以上はかけたと思います。
結果云々よりも、高い目標にチャレンジすることで、気づきや学ぶことがあればと思っていましたので、その意味ではチャレンジしてみてよかったです。
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