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重なり合う風景

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《10月のお便り》ミニ絵本『月の贈り物』をプレゼント

 こんにちは、坂本澄子です。

お彼岸を過ぎ、これから昼より夜が長い季節がやってきますね。

秋の夜長、いつもどんなふうにお過ごしですか。

私は小説を読んで、別世界へショートトリップをしたり、好きな曲(Yuming, JUJU, スキマスイッチ, クラシック)を聴いたり。 それから、部屋中にコレクションした絵をじっくり見てみると、作者の思いのようなものに触れる瞬間があって、これがまた楽しいんです!

そんな自分時間を愉しんでいただきたくて、オンライン展示会#2『月の贈り物』をリリースしました。

 2回目となるこのオンライン展示会、発想はYumingのアルバムなんです。

以前は年に1度新曲アルバムがリリースされていましたが、近年はこれまでの集大成として、季節や恋や日本をテーマにしたアルバムを出されています。

私の作品数はまだまだ少ないですが、こんな風にテーマごとに過去作品を見直し、新作を描いてみたらどうだろうと思ったのが始まりです。 

「月」は私にとって特別な存在、いつも以上に時間をかけて準備しました。

ライティングした展示作品は細部も見ていただきたいので、可能であれば大きめの画面でご覧になってみてくださいね。 作品画像下の「作品の詳細」をクリックいただくと、思いの丈を綴っていますので、こちらもぜひ。

また、一部を除き、有明ギャラリーにて現物をご覧いただけます。(要事前予約) お申し込みはお問い合わせに「見学希望」と書いて、ご都合のよい日時をお知らせください。

 

 さて、このオンライン展示会を記念して、文庫本サイズの小さな絵本を作りました。

11作品すべて掲載し、それぞれの絵を物語として紡いでいます。

描かれた場所を巡るようなつもりで、手に取っていただけたら嬉しいです。

この小さな絵本をメルマガ会員様限定でプレゼントします。

お問い合わせフォームに「小さな絵本希望」と送り先のご住所を書いてお申し込みください。 1〜2週間で郵送にてお送りします。

 

 「今月の一枚」はこの『ミモザの月夜』を選びました。

外資系企業の管理職として、今とは180度違う生活を送っていた頃の作品です。

月2回絵の先生のところへ伺うのが何よりの楽しみで、当時は模写ばかりしていました。

大好きなアンリ・ルソーにマティス、抽象画のパウル・クレー、シュールリアリズムのマグリット、天使の絵で有名なブグローなどなど、ジャンルを越えて色々描きました。

先生から「そろそろオリジナルの作品を」と言われたか何かで、描くものを探していたときに偶然出会ったのがこのミモザです。

ちょうど花の盛りで、夜の闇に浮かび上がるように鮮やかな黄色が樹全体を覆った姿が、昔読んだ漫画家・池田理代子さんの『オルフェウスの窓』の一場面に重なりました。

最初の印象を全面に出して、細部はあまり気にせず思い切って描いたのがよかったのか、初めて出した公募展に入選することができました。

クラシックカーは雑誌で見て、異質だけどミモザに合うと思い、最後に描き加えました。

講評で、「車はなくていいんじゃないの?」と言われましたが、自分ではそこが気に入っています(笑)

最近になってまたあのミモザを描きたくなって、記憶を頼りに探しにいきましたが、どうしても見つけることができませんでした。

まさに一期一会でした。

 

 最後までおつきあいくださり、ありがとうございました。 コメントもお待ちしています! 

コメントいただいたら必ず返信しますので、しばらく経ってからこのページを再度ご確認ください。

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