2022.11.19
愛しのミニコレクション
こんにちは、坂本澄子です。
「第48回現代童画展」はお陰様で無事に閉幕しました。
会場に足を運んでくださった方、ウェブで応援してくださった方、本当にありがとうございました。
私もご一緒に会場を何度か回って、たっぷりとアートに浸ることのできた1週間でした。
会場の東京都美術館ではちょうど「岡本太郎展」をやっており、童画展の会期に合わせて予約を入れてちゃっかり見てきました。
青山の「岡本太郎記念館」(岡本太郎のアトリエ兼住居)、川崎の「川崎市岡本太郎美術館」、さらには足を伸ばして大阪万博公園の太陽の塔のお腹の中にも入ってくるなど、その作品は何度も見てきましたが、これだけのスケールは圧巻!
絵はどれも大きく、こんなふうに腕を大きく使って描いたら気持ちがいいだろうな〜と思いました。
そして、「自宅の壁に絵を描きまくりたい症候群」が再燃し始めたのでした。
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トップの写真はこれまで集めたTARO作品のミニチュアです。
まだ数は少ないですが、今回の展覧会で後列左端の『犬の植木鉢』がコレクションに新たに加わりました。
デスクの上にはもう一つミニコレクションがあります。
石です。
右の一番大きな石(直径10cm)は私が大阪の大学に進んだ時に、父の仕事仲間から贈られたもの。
広島の実家の玄関にも同じ構図の絵が飾られていて、私と故郷を繋ぐ存在になっています。
左のヒイラギの石は、娘がお世話になった保育園でクリスマスにいただいたもの。
白い縞模様が特徴の石で、ツルツルに磨かれた手触りがなんとも言えない優しさを感じます。
6つの小さな色石は旅先で買ったもの。
前列真ん中の石には小さな貝の化石がたくさん見られるんですよ。
石に触れていると、地球の成り立ちと積み重なった時の重みを感じます。
今回の出品作品で、「受け継がれる生命」を見守るのは宇宙からのまなざしでした。
次は、母なる大地に育まれる生命をテーマに壁に描きまくってみようかな、なんて目論んでいます(笑)