2021.7.3
現代童画会セミナー展@大崎 (7/26-31)
こんにちは、坂本澄子です。
よく降りますね〜。
窓の外は白く滲んで、どんよりとした雲。
梅雨明けが待ち遠しいですね。
さて、今日は久々の展示会「現代童画会セミナー展」のご案内です。
でも、セミナー展って何?…ですよね。
現代童画会は「素朴な心の絵画」を目指す作家たちの集まりで、今年で47年目を迎えます。
作品向上を目的とした勉強会(セミナー)を定期的に行っており、その研究成果の発表の場として、毎夏開催しているのが、このセミナー展なのです。
いつも新しいチャレンジをと心がけており、今年は下地にモデリングペーストを使ってみました。
モデリングペーストというのはいわゆる盛り上げ剤。平たいキャンバス上に凹凸を作ることで、いろんなニュアンスを出すことができます。
いままでこういったメディウムは使っていなかったのですが、童画会の大好きなある作家さんが下地にハケで細かな線を縦横無尽に入れて、その上に絵を描いておられました。
木々や髪の毛が強い風に吹かれた描写とこの細かな線が絶妙にマッチしており、思わずその絵を衝動買いしてしまったのでした。
そのとき、使い方を教えていただき、どきどきしながら試してみたのが、6/5のブログでご紹介した『都会の桃源郷』です。
画面に縦線、見えますか?
モデリングペーストの下地の上から、食器ナイフのギザギザ部分を使って、縦に細い線を入れてみました。
水の表現に使えないかなと思ったのですが、どうでしょうか。。。
「現代童画会セミナー展」は7月26日(月)〜31日(土)@東京・大崎の光村グラフィック・ギャラリーで行われます。
現代童画会の作家さんの作品は面白い作品、一風変わった作品も多く、きっと楽しんでいただけると思います。
コロナ禍ではありますが、ひとときの涼を感じにお立ち寄りいただければ幸いです。
よろしければご案内はがきをお送りしますので、お問い合わせから「セミナー展案内はがき希望」と書いてお送りください。
お待ちしています。