2022.9.17
空と海の間
こんにちは、坂本澄子です。
近所にある有明アリーナ。東京オリンピックの後、かなり長い間工事中でしたが、1ヶ月ほど前ついにオープン。柿落とし公演はPERFUMEでした。
以来、週末を中心にアーティストのライブが行われると周辺はかなりの人混み。
今日もマンションを出たら、20代と思しき女性がわんさか。
男性がまるで見当たらないので、これはきっとジャニーズかなと調べてみたらピンポ〜ン。「Hey!Say!JUMP」でした。
何かと多様化が進む昨今、ここまでファン層がピンポイントなもの逆にすごい😆
さて、先週のブログでこちらの新作について、「この絵からどんな物語が浮かびますか」、「タイトルの名付け親になってください」とお願いしたところ、早速5人の方からコメントをいただきました。
Entry No.1 『喜びをかみしめて』
雑踏の音を目をつぶって聞きながら、現実と空想の世界、その中に心の中にある喜びを瞼の裏に映してみているような感じを受けました。 この音が空間に伝播していくような表現にハマりました。
Entry No.2 『一刻の追想』
懐かしい街に来てゆっくりしたいけど忙しくてじっとしていられない心情を、マグロ(泳ぎを止めると死んでしまう)が表現してる感じを受けました。
Entry No.3 『海を待っている』
Entry No.4 ご感想のみ
地上にしっかり根を張り、空と海の自然に身を任せる期待と不安に纏われた少女が描かれているように捉えました。それぞれの感性で楽しめる絵画に感謝です。
Entry No.5 ご感想のみ
女性の顔に光があたってるところが、いいですね。新らたな方向に向かってる様に感じます。
それぞれに、素敵な物語を思い浮かべてくださり、ありがとうございます。
いただいたコメントを見ていると、口ずさみながら空を仰ぐ女性の姿が浮かんできました。
彼女は駆け出しのシンガー。いつか舞台に立つことを夢見て頑張っています。
先ほどまで降っていた雨も今はやみ、湿った空気は海の匂い。
雑踏のざわめきに澄んだ歌声が重なりあい、魚たちが誘われるようにやって来ました。
タイトルは『空と海の間』にしようと思います。
一緒に考えてくださり、ありがとうございました!
『第106回二科展』9月19日(月•祝)まで開催中です。
コロナの療養期間が終わり、お陰様で体調もほぼ戻りました。
温かいお見舞いのメッセージ、ありがとうございました。
大事をとって、会場でお迎えは致しませんが、よろしければ『南の海の妖精』を見に来てやってくださいね。
詳しいご案内はこちらをどうぞ。