2022.9.24
《お便りNo.16》
こんにちは、坂本澄子です。
連休のたびに台風ですね。
今日も毎月恒例の熱海芸大塾に向かっています。
ところどころ強い雨、ワイパー全開の東名高速はなかなかスリリングです。
昨日は娘の誕生日で久しぶりに家族で食事に出掛けました。
友人に教えてもらったカジュアル・フレンチのお店。
どれも美味しくて見た目にも色々工夫が。一番はトップ画像のウサギ。
これは「もなか」で、中にはフォアグラのテリーヌが入っているんです。
う、かわいすぎて食べられない〜。(美味しくいただきましたけど笑)
原宿の「シンシアブルー」というお店。
メニューはシーフードを中心とした1コースのみですが、メインとサブメインの他に10種類のオードブルがテーブルビュッフェ形式で好きなだけいただけます。
魚介の旨味が凝縮されたスープ、広島の中川牛のローストビーフ、蟹味噌ソースがたまらないバーニャカウダ、新鮮なお魚を炙ったり、カルパッチョにしたり…
ああ、もうワンラウンドしたい。
お店のスタッフの方の対応もとても丁寧で、お仕事が楽しくて誇りを持っておられる方はどんな職業でも、本当に気持ちがいいですよね〜。
《有明七不思議》
この絵に描かれた右の階段状の建物は、実際にうちの近所にあるものです。
コンクリートでできた物置くらいの大きさで、階段を上るとその上にマンホールの蓋があります。
その一方で、横にもドアが。
いったい何に使われるものなのか、、、未だ謎です。
先日、道路の向こう側から見ていてあることに気がつきました。
左の矢印がこの建物。隣にも形の違う似たような建物があるのですが、その2つを結んだ線が、隣の都営住宅の盛り土とちょうど同じ高さなのです。
この辺りは埋立地で海も近いので、水位が上がった時、マンホールを開けて地下に避難するとか。
あ、地下に逃げたら余計に危ないか😅
《今月の一枚》
以前描いた題材を再構成した作品を何点か続けて描きました。
この『扉の向こう2022』もそんな一つ。
扉の向こうにもう一つ別の世界が広がっています。
雪景色のようでもあり、やがてくる春が投影された風景のようでもあり、見る時によってさまざまな物語を思い浮かべていただければ幸いです。
この『扉の向こう2022』は『真夏の夜の夢』と一緒に、来年2月のパリ国際サロンに出品します。
東南アジアを舞台にしたこれらの作品がフランスの人たちの目にはどんなふうに映るか、楽しみでもあり、ちょっとドキドキでもあります。
日本的なものが好きなフランス人は一定数おられますが、東南アジアはどうなのでしょう。
日本も含めてアジアと一括りなのか、日本、中国、東南アジアは違うのか、その辺りもちょっと興味深いところです。
いずれにしても異国情緒を感じてもらえればなあと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今月もコメントお待ちしています!
こんにちは
ハインラインと言う作家に「夏への扉」という小説があります。
ムカシから何度か読み直す大好きなSFです。
いちばん上の絵は「冬への扉」でしょうか・・・
そんなことを思い出しました。
小出さま、コメントありがとうございます。
お恥ずかしながら私は知らなかったのですが、超有名なSF小説で、猫が重要な役割を果たすお話なのですね。 私も読んでみたくなりました。
異国情緒あるある!
『扉の向こう2022』は前作より素朴な感じで、「扉の向こう側に行ってみたいな」と思いました。
黒猫がいい!魔女に黒猫のイメージがありますが(キキ 笑)アメリカでは幸せを呼ぶ黒猫。フランスでもそうだといいな!
「パリ国際サロン2023 Feb.」ワクワク✨
上原さま、ありがとうございます!
『扉の向こう』前作の100号に対して2022バージョンは30号なので、扉の周辺にフォーカスして描きました。
「扉の向こうに行ってみたい」と思っていただけて嬉しいです。
実は、猫は最初は前作同様しろっぽい色だったのですが、扉の向こうを雪景色にしたので、黒猫に変えたのですよ。
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