2024.5.11
《お便りNo.34》初夏のあれこれ
こんにちは、坂本澄子です。
GWはいかがお過ごしでしたか。
私は絵を描く以外は料理したり、映画を観たり、本(源氏物語にハマってます)を読んだり…と、家でのんびりしていました。
斬新な構図を思いつくには、柔らかいアタマが必要。
どうもこのところ、日常の繰り返しが多くなっており、これではいかん!と思っていたところ、新しくできた中華麺のお店を発見。
いつもと違うことをしてみようと、思い切って一人で入ってみました。
ビュッフェ形式で、大きなボウルに好きな具材を入れて持って行き、調理してもらいます。
スープは4種類から麻辣スープを。辛さはノーマル。麺は3種類から刀削麺を選びました。
珍しい具材に興味をそそられて、一個ずつ取っていたらかなりの分量に。
麺というよりは中華鍋に近い感じになり、かなりボリューミー。
ま、取り過ぎという説もありますが(笑)
オレンジと白の放射状のシマシマ模様は蟹団子で、中からプチュっと蟹味噌スープが出てきて「!」、新しい味を発見し、右脳に刺激、モリモリ元気になりました。
店員さんは全員カタコト日本語の中国人、お客さんも半分は中国人という、リトル・チャイナの風情。
あ、でもここ銀座なんですよ。
<優秀賞受賞〜パリ国際サロン>
既にブログをご覧いただいているかも知れませんが、改めてご報告させていただきます。
3月に開催されたパリ国際サロンで『心の小宇宙』が優秀賞をいただきました。
300点もの作品の中から選んでいただき、とても嬉しいです。
受賞理由につきましてはこちらをご覧ください。
応援してくださり、ありがとうございました。これを励みにこれからも頑張ります!
<今月の一枚 〜 パリで着想を得た絵>
そのパリに滞在していた時に舞い降りてきたイメージを、帰国後すぐに描き始めました。
題して、『午前4時の孤独』
私はいつも時差ぼけがひどく、帰国する頃にようやく馴染んでくるという対応力のなさ(汗)
パリでも毎朝4時に目が覚めました。
6階から見下ろすと(その辺りの建物はだいたいが6階建て)、ひっそりとした通りに人影はなく、まるで孤独な海の底に沈んでいくみたいに感じられました。
ふと視線を上げると、向かいの同じ高さの建物の一室に明かりが見えました。
眠る街で行動を開始する誰かに、不思議な親近感。
帰国してすぐに、そんな静かな夜明け前を描き始めました。
寄る方のない気持ちをクラゲに託して描いたりと紆余曲折がありましたが、今こんな感じです。
7月の「イストワール夏季展」まで時間があるので、少しずつ手を入れていこうと思っています。
<展示会のご案内>
5月は毎年恒例の「OASIS 2024」@大阪・あべのハルカスです。
関西弁が聞こえて来ると元気になる私。
20-30代、営業として毎日いくつも会社を回り、人生のうちで一番会話量が多かった時期だからでしょうか。
あの頃はまだセキュリティもあまりなく、「こんにちは〜」と扉を開けると、腰高のキャビネの向こうに机を並べて仕事をなさっているような会社も少なくありませんでした。
新規営業に行くと、若くて頼りなさそうな私の話でも明るく聞いてくださり、他人であっても人と人との関わりが濃かったように思います。
今は時代も変わりましたが、そんな思い出が私を元気にしてくれます。
「OASIS 2024」
会期:2024.5.17(金)〜19(日) 10:00-19:00
※最終日は17:00終了なのでご注意ください
会場:あべのハルカス 近鉄本店8F 近鉄アートホール
日本、フランス、スペイン、モナコの作家による国際交流展。絵画の他、立体、書、写真、工芸など多彩なジャンルの作品がぎゅっと詰まっています。
私は『受け継がれる生命へのまなざし』を20号で描き直した1点を出品します。
土日は会場にいますので是非お声がけくださいね。お会いできるのを楽しみにしています。
◆◇今後のスケジュール◇◆
「イストワール夏季展」2024.7.22(月)〜27(土) 銀座・ミーツギャラリー
『午前4時の孤独』の他、パリの風景を2〜3点出品します。
「現代童画会選抜展」2024.8.19(月)〜25(日) 銀座アートホール
私の所属する現代童画会の選抜作家たちの作品展。今年も選んでいただけて嬉しいです。
20号を一点、出品します。
今月も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
夏日になったかと思うとまた寒くなったりと、衣替えのタイミングに悩みますね。
寒暖差が激しいので、お身体に気をつけてくださいね。
一言ぜひコメントをお願いします。私の元気の素ですから(笑)
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