2026.1.17
《お便りNo.54》アイスランドへ続く小さな物語
こんにちは、坂本澄子です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今日は日帰りで名古屋へ行ってきました。
帰りの新幹線の中から、このお便りを書いています。
「なぜ名古屋?」については、後ほどゆっくりお話ししますね。
《角打ちにハマっています》
週に一度通っているパーソナルジムの帰り道、
駅へ向かう途中に、酒屋さんの一角に小さなカウンターが設えられた場所があります。
以前から気になっていたのですが、昨年末、思い切って入ってみました。
大吟醸がグラス600円から。
おつまみを一品頼んでも、千円でお釣りが来る気軽さです。

ソムリエさんがとても親切で、
「こんな感じが好き」と伝えると、その日のおすすめを選び、
お酒にまつわる話もいろいろ聞かせてくれます。
それが楽しくて、すっかりリピート。
好きな場所が一つ増えたことが、なんだか嬉しいこの頃です。
あなたにも、ふと立ち寄りたくなる“お気に入りの場所”はありますか?
《駐日アイスランド大使をお迎えしました》
つい先日、駐日アイスランド大使館のパウルソン大使が、
私の絵を見に来てくださいました。
きっかけは、昨年日本アイスランド協会主催のクリスマスパーティー。(写真)
今年9月に、アイスランドの首都レイキャビクでグループ展を行うことをご報告し、
作品パンフレットをお配りしたところ、私の桜の絵が大使の目に留まりました。
「ぜひ実作を見てみたい」とのお言葉をいただき、
冒頭の写真のように今回の訪問が実現しました。
当日は、日本的なモチーフの作品を8点展示。
説明にも熱心に耳を傾けてくださり、ゆっくりとご覧いただきました。
中でも、白鳥が桜の水面を渡っていく作品をとても気に入ってくださり、
個人的にご購入いただくことに。
ありがたく、心に残る時間でした。
《書道家・翠美さんの個展》
アイスランドでのグループ展は、
昨年ニューヨークの公募展に参加した仲間4人で行います。
その一人、書道家の翠美さんの個展にお邪魔しました。
翠美さんは愛知県在住。それで今日名古屋に行ったというわけです。
最近は、書と絵画の境界が少しずつなくなってきているように感じます。
翠美さんの作品も、墨の濃淡だけで森羅万象を思わせる、
とても広がりのある表現でした。

9月のグループ展は「水」という共通テーマで制作します。
作品を通じて翠美さんの感性に触れ、
私の中でも新しいイメージが、静かに膨らみ始めています。
《今月の一枚》
「石垣のある風景」
昨年11月の個展で、注文制作のご依頼をいただいた作品です。

モン・サン・ミシェルというと、
海に浮かぶあの姿を思い浮かべる方が多いかもしれません。
けれど、島の内側から見る風景も、とても魅力的なんです。
海岸線に沿って続く城壁、その上は遊歩道になっていて、
歩くと、時間がゆっくり流れるように感じられます。
完成後、
「まずはギャラリーに飾って眺めてみたい」
というお客様のご希望で、ささやかなプチ鑑賞会をしました。
少女のマントは、当初は黒の予定でしたが、
「赤はどうでしょう?」というひと言から、この表情に。
モノトーンの中で、赤がきりっと映えてくれました。
オフィスは現在改装中で、飾られるのはもう少し先。
その日を、私も一緒に楽しみにしています。
今月号も、最後までお付き合いくださりありがとうございました。
来月号は、パリからお届けする予定です。
寒さとともに風邪も流行っていますので、
どうぞご自愛くださいね。
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素晴らしい活動ですね
酒屋さんの立ち飲みには恐れ入りました
また
書もいいなぁ!友人でタレントの中山秀ちゃんも書の個展をやっていて行ってきました
共通点がありますね
これから寒さの本番お身体にご留意下さいませ
森田幸雄さま
コメントありがとうございます!
この角打ちは立ち飲みではなく、カウンターがあり、女性の一人客も結構多いのですよ。
蘊蓄が聴けるのも楽しいですね。
書は色のない世界に引き込まれました。
特に翠美さんの今回の作品は、墨の濃淡で描かれた抽象画に文字があるような作風で、言葉の意味に加えて書き方に(形)からくる印象、そして、その背景。
書の世界も奥が深いですね。
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