2022.9.13
飾りたかった桜の絵
『月の贈り物 – version U』2021/12月納品 『お喋りな貴婦人』2022/3月納品
<千葉県K.U.さまからのメッセージ>
前から桜の絵を飾りたいと思っていました。
『月の贈り物』を見て、宇宙の星に咲いている桜という思いもよらない
とてもファンタジックなストーリーに魅力を感じました。
それとパステル系の不思議な宇宙草たちをはじめ、空間や桜全ての色使いが自分の好みと一致した絵でした。
まだあります。
「1作目より小さいサイズで」というお願いを心よく引き受けて下さり感謝しています。
額もいっしょに選ばせていただき、満足度120%でした。
毎晩見て心穏やかになっています。
そして、もう一点。
好きな絵に囲まれた生活に憧れています。
バラがいっぱい寄り添って楽しそうにおしゃべりをしている。色使いも好み。
こんな事を思ってこの絵を購入しました。
さて飾る場所は?
一日の中で家族の目に一番留まる所が良いと思って、食卓から見える所にしました。
食事中も『お喋りな貴婦人』が視界に。最高に幸せです。
坂本澄子さんのサイト「重なりあう風景」はよく見ています。
その理由は心が落ち着き、心が豊かになり、そして生活を楽しくしてくれるからでしょうか。
<坂本澄子より>
温かいお言葉、本当にありがとうございます。
思えば、Uさまとお会いしてから9年。バリ絵画の展示会を見にきてくださったのが始まりでした。
そして、私の初めての個展『一足早いお花見』@銀座・ギャラリーロンドにも来てくださいましたね。
もしかして、あの時から桜の絵のことがお心にあったのでしょうか。
『月の贈り物』は背景をどうするかで随分悩みました。
普通の公園にある桜よりも、宇宙に一人ぼっちの桜の方が、「重なりあう風景」に相応しい気がしました。
そのファンタジー性がパリでも評価されたので、思い切ってよかったのかなと思います。
『月の贈り物』は3点描きましたが、構図は同じでもご依頼主に似てそれぞれに雰囲気が違います。
Uさまバージョンは宇宙草が鮮やかで、桜も一番笑顔に仕上がりました。
ご職業柄もあるかも知れませんが、私の中のUさまは、子どもたちに囲まれていつも笑っておられるイメージなんですよね。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。