『扉の向こう』 2020年3月納品

＜富山県NPO法人キッズアイ様からのメッセージ＞

学童保育に加えて不登校や障害を持った子どもたちのサポートを行なっています。

2020年に広い新しい場所に引っ越した際に、絵を飾りたいと思いました。

素敵な絵があると、子どもたちも仕事に疲れた保護者も、心が和むと考えたからです。

最近「多様な学びの機会を提供したい」との思いから、放課後に低価格で学習教室を始めましたが、まさか絵を習いたいという子どもが続出するとは思いませんでした。

書道（毛筆・硬筆）、合唱、英会話もありますが、圧倒的に絵画教室の人気が高く、受講希望が増え続けています。

人気の高さは、子どもたちの居室に絵が飾ってあることと関係しているような気がします。

坂本さんの絵を手本にして、いつかこんな絵が描けるようになりたいと思っていますよ。

＜坂本澄子より＞

子どもたちのお役に立てて嬉しいです。

私もかつて娘が学童保育でお世話になり、行き届かない親に代わって、指導員の先生方が細かな心配りをしてくださったお陰で、なんとか仕事を続けることができました。

せめて週末に何か一緒にやれたらと、２人で近所の絵画教室に通い始めたのが、絵を描くきっかけとなりました。

こういった学びの機会が同じ場所で提供されるなんて、素晴らしいことですね。

「見守られているようで嬉しくなる」

「なんとなくだけど頑張ろうという気持ちになる」

こんな子どもたちの言葉を胸に、これからも温かい絵を描いていきたいと思います。

大切にしてくださり、ありがとうございます。