
2025.6.24
海と音楽のある人生を、絵にしてほしい
──兵庫県 Y.T.様より

🎸 お客様の声
学生時代からずっとギターを弾いていましたが、社会人になってからはすっかり遠ざかっていました。ところが昨年、数十年ぶりに楽器を手にして、また弾き始めるように。
最近はジャズやボサノバなど、大人の音楽にも惹かれるようになり、改めて音楽のある時間を楽しんでいます。
そしてもうひとつ欠かせないのが「海」。生まれてからずっと海の近くで暮らしていて、海のない生活は考えられません。今でもダイビングを続けています。
そんな「海と音楽とワインのある人生」を、まるで縮図のように1枚の絵にしてもらえたら…と思い、注文制作をお願いしました。
届いた作品をリビングに飾ると、ただ眺めているだけで「いろんなことがしたくなる」「知らない場所に旅したくなる」。そんな気持ちになるんです。
絵の中に描かれているギターも、私が実際に使っているもので、表板のベアクローまで丁寧に再現されていて感激しました。
🎨 坂本澄子より
注文制作では、いつもご依頼主さまと一緒に作品をつくる気持ちで取り組んでいますが、今回はまさに「共作」といえるほど密なやり取りを重ねました。
最初にご希望を伺ったときは、実のところ明確なイメージが湧かず…。
そこで「イメージされている海の場所は?」「天気は? 時間帯は?」など、具体的にお話を聞いていくところからスタートしました。
最初にご提案したのは、イパネマビーチの夕方(16時頃)をイメージした下絵。

けれど「もっと明るくて、街が近くにあるような人工的な海岸がいい」「人は描かず、でも人の気配は感じられるように」など、イメージされているものとのキャップが見えてきました。
そのやりとりから浮かび上がってきたのは、こんなビジョンです:
南米らしい開放感。青い海と空。
ギターを手にボサノバを奏でたくなるような、賑やかで心地よい午後。
誰かが主役ではなく、自分がその風景の中に自然に溶け込めるような1枚。
そこから修正案をご提案し、イメージが一致したところで本画の制作へ。
制作途中もこまめに確認いただき、「これは好き」「これはない方がいい」と率直なご意見をたくさんいただきながら、丁寧に仕上げていきました。
完成後にいただいた
「想像以上に素晴らしい絵です。毎日見ながら過ごせるのが、ありがたい」
というお言葉は、心に残るものとなりました。
このような形で、人生のワンシーンや、大切にしている世界観を絵として残すお手伝いをしています。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にコチラからお問い合わせください。