2026.4.18
《お便りNo.57》 薫風の中で
こんにちは、坂本澄子です。
お変わりありませんか。
早くも初夏の陽気ですね。
変わりゆく光と風を感じ、心浮き立つものがあります。
今月もお便りを開いてくださり、ありがとうございます。
<新たなるラッキーアイテム!?>
今日は、楽しみにしていた予定がありました。
アクセサリー作家・白洲千代子さんの個展です。
麻布十番のギャラリー・ラ・リューシュさんからご案内をいただき、
初めて千代子さんの作品展に伺ったのは、昨年の2月のこと。
柔らかなゴールドのワイヤーを手編みして作られたアクセサリーが、
静かに、そして美しく並んでいました。
その中で、ひときわ目を引いたのが、鮮やかな瑠璃色の石がついたネックレス。
私はそれを手に取り、翌日パリへと旅立ちました。
ル・サロンで特選をいただいたとき、
セーターの胸元を飾ってくれていたのも、このネックレスです。

それ以来、私にとってのラッキーアイテムになりました。
これを身につけていると、なぜだか「いい流れに乗っている」ような気がするのです。
好きなものがそばにあると、それだけで心が整い、満たされる。
そんなお話を聞いたことがありますが、きっとそのせいかもしれません。
それから、もう一つ嬉しいことは、
初対面の方とも、このネックレスのユニークな形のおかげで、会話のきっかけになるんです。
そんな訳ですっかりファンになり、今日は春夏の装いに合う一点を探しに行ってきました。
そして出会ったのが、冒頭の写真です。
10月に2回目の個展を行うこのギャラリーでの出会いは、
また新しい風を運んでくれそうです。
もし私がこれを身につけているのを見かけたら、ぜひお声がけくださいね♫
<制作の行方>
先月号でご紹介した作品の、その後です。
蓮の花の配置を動かしてみたり、
都庁のツインタワーがどうしても納得いかず、
二度も描き直したり……。
行きつ戻りつを繰り返しながら、
微かにゴールの兆しが見えてきました。
80号(145×112cm)の大作の一部分です。
今回描きたかったのは、
「自然と社会の調和が、崩れつつある今」。
重いテーマに向き合いつつも、
絵画として、美しく表現したいと思いました。
そこでモチーフとして選んだのが「蓮」です。
その個性的な形と、もう一つのあるものによって、
ご覧になる方に、わずかでも希望を感じていただけたら…
そんな思いで筆を重ねています。
制作はいつも、最初に思い描いた通りには進みません。
考えが変わっていくこともあります。
描かれていくものと、今の自分の思い。
そこに生まれるわずかなズレ。
その度に何を描きたかったのかを自分自身に問いかけ、
ぴたりと重なるところに着地できるよう努力を続けます。
その過程はつらく、でも、大切な時間だと感じています。
この作品は、8月6日〜16日に国立新美術館で開催予定の。
「日本・フランス現代美術世界展」にて、
5部作のひとつとして展示される予定です。
大きな作品で構成された展示には、ひとつの物語があります。
地球上の生命誕生から始まる5つの場面を紡いでいきます。
より良い作品になるよう、
どうか見守っていただけたら嬉しいです。
今月も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
最後に、ひとつだけお願いがあります。
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