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坂本澄子の絵画作品サイト

重なり合う風景

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《11月のお便り》私が絵を描くわけ

 こんにちは、坂本澄子です。

秋も深まってきましたね。

色づき始めた木々に時の流れを感じます。

 時々「どうして私は絵を描いてるんだろう」と思うことがあるのですが、それは言葉で伝えることが苦手だからなのです。

前職では長年営業をやってきて、話すことがある意味仕事だったのですが、それはある役割の中でのこと。

一個人になるとまるでだめで、肝心なときに言葉をかけてあげられなかったり、逆に余計なことを言って相手を傷つけてしまったり、どうも後悔することばかり。

その点絵は、人を傷つけることはないし、むしろ価値観や世界観の近い人を引き寄せる力があるのではと思っています。

たとえ昨日まで知らなかった人とでも、絵を通じて心通わせられるようになる。

そんな瞬間がたまらなく好きで、絵を描き続けています。

 でも、美大で専門教育を受けたわけではなく、「世の中的に見て自分の絵ってどうなんだろう」ということは常に気にかけています。

それを客観的に計る場として、以前から二科展、現代童画展に、そして昨年から台湾、そしてフランスのル・サロンに出品を始めました。

海外に出品を始めた理由は、世界で活躍する画家になりたい!という夢はありますが、外資系企業で日本人以外と一緒に仕事をしたときの経験から来ています。

信頼できるか、尊敬できるか、さらには好きかどうかは〇〇人だからではなく、結局「その人」によるということ。

とすれば、絵が持つ引き寄せの力は国境を超えるのではないかと考えたのです。

 

 来年春までに出品予定の展示会が3つあります。

《ル・サロン2022》 2022/2/16-20

350年の歴史を持つフランス最古の公募展で、毎年グラン・パレを会場に大規模な展示会が開かれています。

LE SALON 2020 会場の様子

最難関ですが、2年連続で入選することができて嬉しいです。『奏 II』を出品します。

前回はコロナ禍で展示が中止になったので、今度こそパリに行きたいと思っています。

《サロン・ド・アール・ジャポネ》 2021/11/10-15(1カ月の会期の第2期)

『遠い夏の思い出』2021 F10

パリ16区のオシャレな場所にある”リンダ・ファネル・ギャラリー”が、毎年秋に開催する日本人アーティストのグループ展。

1週間ごとに4回展示替えが行われ、私の『遠い夏の思い出』は第2期に展示されます。

中学生の時、夏休みを過ごした古都(奈良)のイメージを表現しました。

《第35回パリ国際サロン2022》 2022/2/3-6

パリ3区にある老舗画廊”ギャラリー・デュ・マレ”が毎年開催している展示会。

総数240点が、画家ごとにミニ個展仕立てで展示されます。

宇宙とのつながりをテーマに3作品を出品します。

『月の贈り物』 2021 F30
『水の惑星2021』 2021 F10
『Prismatic Hours』 2021 F20

 驚いたことに、公募展のル・サロンでも展示作品を販売するのです。

ぎっしりと建物が立ち並ぶパリでは、日当たりの悪い部屋を少しでも明るくするために、印象派の時代から絵画が買い求められるようになりました。

気に入った絵があれば、気軽に飾る習慣が出来上がっているのですね。

彼らの目に私の絵はどう映るのか、もうドキドキです。

 

<今月の展示会情報>

第47回現代童画展に『千年の孤独』を出品します。

この作品の制作にかかわる紆余曲折を今週のブログに書きました。

よろしければぜひ見に来てください。土日は会場にいますので、事前にお知らせいただければご案内させていただきますよ。

お問合せに「案内はがき希望」と書いて、ご来場予定をお知らせくださいませ。

<小さな絵本『月の贈り物』に残部数あります>

前号でご紹介した小さな絵本『月の贈り物』に残部数があります。

お問合せに「小さな絵本希望」と書いてお送りください。なくなり次第終了しますので、どうぞお早目に!

 最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

今月もコメントお待ちしています。必ず返信しますので、こちらをブックマークして、時間が経ってからもう一度ご覧ください。

それでは、来月また。

  • 小野寺 洋 より:

    小さな絵本を希望いたします。
    よろしくお願いいたします。

    • 坂本澄子 より:

      小野寺さま
      申し込みありがとうございます。
      個別メールにて送り先のご住所をお知らせくださいませ。

  • 土肥 嘉宏 より:

    「小さな絵本希望」あればお願いします。
    千年の孤独、月の贈り物、扉の向こうには自分の想像力が膨らみ引き込まれ、表現がおもい当たりませんがこわさを感じます。
    小冊子になってしまうとなかなか見ないので、数年前にいただいたお気に入りのウイラナタさんの小冊子のうち6枚はきれいにきりとり額に入れて机などよく見るところに飾っています。おまけのプリルキサン美術館とネカ美術館も飾っていて懐かしいと同時に感動がよみがえります。

    • 坂本澄子 より:

      土肥さま
      メッセージありがとうございます。
      私の絵を見て想像の世界に引き込まれたとのこと、とても嬉しく思いました。
      小さな絵本、早速お送りしますので、メルマガをお送りしたメールの返信にて、送り先のご住所をお知らせくださいませ。

  • 上原けさみ より:

    「小さな絵本」まだありましたら、いただけますか。

    今日は「重なり合う風景」をゆっくり楽しませてもらいました。
    坂本さんの創造力は素晴らしいです。
    そして、あっという間に多くの作品がうまれパリや台湾への進出。チャレンジする意欲、すごいと思います。

    11月14日(日)の11時半から夕方まで上野で用事があります。その前10時頃に、現代童画展を見に行きたいと思います。

    • 坂本澄子 より:

      上原さま
      ありがとうございます。
      絵本お送りしますね。
      また、現代童画会にもお越しいただけるとのこと、とても嬉しいです。
      当日童画展の受付にてお待ちしています。

      • 上原けさみ より:

        絵本届きました。ありがとうございます。

        私のお気に入りです
        1 月の贈り物
        2 ミモザの月夜  以前銀座のレトロなビル、ロンド?での展示会の時に印象に残った作品です。
                  息子に絵本を見せたら、彼もお気に入り
                  山梨の夜桜?もとても印象に残っています。
        3 扉の向こう

        一番好きな色は、藍色です。坂本さんの作品には藍色が多く使われていますよね。藍色だけでなくどの色使いもすごく気に入っています。
        狭いマンションなので、サイズの大きい物より、小さい物(30~40cm)で気に入った物をいくつか飾りたい、と前から思っています。よくわからないのですが、題材によって表現するためには、大きなサイズになるのでしょうね。今は、版画のコピーを3点程飾っていますが、本物がいいなと思うこの頃です。
        童画展楽しみにしています(*^_^*)

        • 坂本澄子 より:

          上原さま
          メッセージありがとうございます!
          小さな絵本、気に入っていただけて嬉しいです。
          『月の贈り物』でしたら、似た構図でご希望のサイズに描くこともできると思います。
          詳細はご相談させてください。
          お会いできるのを楽しみにしています!

  • 伊藤恭子 より:

    こんにちは❣️
    海外に出展していくというチャレンジにまず拍手です
    語彙力がないので上手く表現できないのがもどかしいですが何か澄子さんの作品にはホッとするような気持ちにさせてもらえます。
    ご無沙汰してしまいましたか今回はぜひ伺いたいと思ってます
    「小さな絵本」まだま間に合うようでしたらお願いします

    • sumiko-sakamoto より:

      伊藤さま
      メッセージありがとうございます。
      ホッとしていただけるなんて、素敵な褒め言葉。嬉しいです!
      早速小さな絵本と現代童画展のご案内はがきをお送りしますね。
      お会いできるのを楽しみにしています。

コメントいただいたら必ず返信しますので、しばらく経ってからこのページを再度ご確認ください。

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