2022.4.2
オンライン展示会#3が始まりました
こんにちは、坂本澄子です。
ここ数日「花冷え」という言葉がぴったりのお天気、なかなかコートが手放せませんね。
でも、春が嬉しい知らせを運んできてくれました。
近所に小さな割烹さんがあり、家族のハレの日はそこでと決めている大切なお店の一つなのですが、昨年末に大将が交通事故で大怪我をされ入院、長くお店を閉めておられました。
時々ウェブサイトを見ては再開はまだかなあと心待ちにしていたのですが、先週から営業を再開されました。
お店は再開を待ちわびていたご贔屓さんでいっぱい。
料理もさることながら、大将の人柄や和気あいあいとしたお店の雰囲気に惹かれて、ついつい足が向いてしまいます。
ホタルイカ、蛤、筍…と旬の一皿一皿を堪能しました。
大将の明るい声に見送られお店を出ると、満開の桜並木。
これでようやく春が来た、そんな気分になれたひと時でした。
さて、今日はもう一つ嬉しいお知らせがあります。
オンライン展示会#3『水の惑星』を公開しました。
半年間描きためてきた新作に、選び抜いた作品を加えて10点です。
3回目のテーマを何にしようかと考えていた時、無意識のうちに水を描いており、数えてみると全作品の6割以上になることがわかりました。
橋、蓮、天の川、朝露など水を感じるものを含めると9割という水分率(笑
そんな私たちを取り囲む様々な姿の水は、青い星となって宇宙でひときわ美しく輝いています。
今回メイン作品として、展示会バナーにも使っているのが『春のあしおと2022』です。
この作品、見覚えがある方もおられるかも知れません。
2015年に描いた同名作品が元になっているのです。
当時、社会に出る娘を母の視点で見つめ、応援する気持ちで描きました。
過去・現在・未来と3つの時間を1つの絵に描いたのはこの時が初めてで、この時から『重なりあう風景』が始まっていたんだなあと(笑
改めて、今度は自分自身への、そしてあらゆる世代の方へのエールとして描き、幸せな未来を思い、明るく透明感の高い色使いを心がけました。
木々は芽吹き、鳥たちが春の訪れを喜んでいます。
どうか皆様も素敵な春をお過ごしくださいね。