2023.2.11
桜がたくさん咲きました
こんにちは、坂本澄子です。
春が来たようなポカポカ陽気ですね。
二人展「内宇宙の物語」、1週間の会期を無事に終えることができました。
ご来廊いただきました方々には心より御礼申し上げます。
非日常の毎日で、気がつくとあっという前に1週間が過ぎていました。
毎日色々な方とお話しでき、多くの気づき、そして何よりも元気をたくさんいただきました。
オーナーの星野さんを慕う作家さんたちも多く訪れ、夕方になると連日美術談義(笑
桜の形をした付箋紙に書いていただいた応援メッセージの数々は、大切な宝物になりそうです。
東京近郊以外にお住まいの方からは、行けなくて残念というお声をいただきましたので、会場の様子をご紹介させていただきますね。
この二人展は隔年で開催されているグループ展「夢のイストワール展」の画廊賞として実現したもの。絵画教室を主宰されている川部律子さんとご一緒させていただきました。
路地裏にある隠れ家のような小さなギャラリー、向かって右手に川部さんの作品、左手に私の作品を展示しました。
正面の壁にはこんなふうに二人の一番大きな絵を飾りました。
最初のコーナーは「重なりあう風景」たち。
中央揃えで横一列に飾るのではなく、ダンスするように散りばめるのがギャラリーGK風。星野さんのアドバイスをいただきながら展示しました。
右の『時空の交差』は「他ではなかなか見ない作品」とのお声をいただきました。
市松模様の空間に色々なものを配置するという構図に1年近く試行錯誤を重ねましたが、苦労が報われたようで嬉しいです。
左の『シルエットの彼方』も立ち止まってじっくりと見てくださる方が多かった作品です。
長野県蓼科湖の風景。10年前に初めて訪れ、翌年は泊まりがけで行った私の好きな場所です。
今回3人ほど長野の方が来られましたが、原風景のように感じてくださったそうです。
次のコーナーには「和」をテーマにした作品を飾りました。
これらの作品には漢字で「澄」と署名していますが、なんと手作りの落款をいただきました。
次作から早速使わせていただきます。
こちらは川部さんの作品です。
覗き箱は大人気で、昔、母の三面鏡で垣間見た不思議な世界を思い出しました。
何枚かの鏡を使って作り出されるどこまでも続く無限の世界。
タイトルも『地下水路』『実験室』など、なんだかドキドキするものばかり。
ギャラリーには外にもショーウィンドーがあり、小さい作品を展示しました。
これを見て通りがかりに入ってこられる方もあります。
台湾から来られた若いカップルに、小品『凍える夜にも』を購入いただき、私の作品の嫁ぎ先が、アメリカ、フランス、スイス、台湾と4カ国になりました。
展示作品で、小さな絵本と缶バッジも作りました。
楽しそうに選んでおられる姿や、「帰宅後も小さな絵本を見ながら余韻に浸っています」と伺うと、作ってよかった〜。
オンラインでも販売しますので、ご希望の方は「お問い合わせ」からお申し込みくださいませ。
小さな絵本は一冊500円、缶バッジは各200円です。
ご来場ありがとうございました!
私の出品作品はオンライン展示会でもご覧いただけます。
ぜひもう一度「内宇宙の物語」を愉しんでください。
また、二人展記念特別価格は2月末まで継続します。
「写真と現物はやっぱり違うね」という多くの来廊者の言葉に背中を押されました。
アートが日常に与えてくれるエネルギーってあると思います。私もアトリエにさまざまな作家の作品を飾り、力をもらっています。
通常は額装代別途のところ、作品価格に込みでお届け。対象作品は飾りやすいサイズから4点を選びました。(画像をクリックすると詳細をご覧いただけます)
明日は「ル・サロン2023」のため渡仏します。
現地の様子はまた次のブログでお届けしますね。