2022.9.14
原点に回帰させてくれる絵
『星降る夜に』2017年 『つながる未来』2018年 『ミモザの夜』2021年納品
<神奈川県 糀光彦(こうじみつひこ)さまからのメッセージ>
私と坂本さんとの出会いの原点は、NHKテレビ、そして背中をおしてくれたあの絵です。
『星降る夜に』
この絵なくして、坂本さんとの出会いを語れません。
『つながる未来』
毎日事務所で会ってます。
蝶は、我が家の家紋ですし、ラッキーアイテムになっています。
初心を忘れそうな時には、原点に回帰させてくれる大切なものとなっています。
子どもたちを対象とした「税の教室」も実現したい。
いつの日かデビューするぞと心の中で唱えながら、時が満ちるのを待っています。
『ミモザの月夜』
毎朝、私は元気をいただいてます。
理由はわかりませんが、見ると元気が湧いてきます。不思議絵です。
<坂本澄子より>
最初の出会いは2017年にNHK Eテレ『あしたも晴れ!人生レシピ』で私の二毛作人生を取り上げていただいた放映でした。
この頃、糀さまはご家族を亡くされ失意のどん底。 放映後、私のウェブサイトを訪れてくださり、目にとまったのが『星降る夜に』だったそうです。
1本の楓の木が寒空に立つ姿は、2012年に実際に見たもので、当時会社員を辞めて絵の世界に飛び込むべきか迷っていた時に、背中を押してくれた風景。
前を向いて歩いて行かなくてはと思っておられた、糀さまの心にも響いたそうです。
その翌年、糀光彦税理士事務所開設のご案内をいただきました。
お会いすると、以前とは比べものにならないほど明るく快活になられていて、その時の印象を絵にしたのが『つながる未来』です。
水の輪が広がるように、お客様やビジネスパートナー(司法書士や不動産鑑定士などとチームでのお仕事もあるそうです)との繋がりが広がって行くことをイメージしました。
水を薔薇に変化させたのは、税務に対する長いキャリアとお人柄から、丁寧なお仕事をされる様子がお話から伝わって来たからです。
私にとっても抽象的な発想から絵を描いたのはこれが初めてで、思い出深い作品になりました。
蝶が家紋というお話は後から伺い、嬉しい偶然に驚きました。
その後も年1回、展示会に来ていただき、コーヒーを飲みながら近況を交換する良い関係が続いています。
昨年は私が会社員時代に描いた『ミモザの月夜』を見てみたいというお話になり、翌週初めて有明ショールームにお越しいただきました。
3作品について今改めてお話を伺うと、失意からの一歩、新たな門出、さらに発展へと、糀さまの毎日に寄り添う絵としての役割を微力ながらも果たしているようで、嬉しく思います。
5年後にまた、ご自身を絵にしてほしいと言ってくださいました。
その時、どんな糀さまにお会いできるか、今から楽しみでなりません。