![](https://sumiko-sakamoto.com/wp-content/uploads/2023/03/d1f777b0237b6dbcf8c58274b000617a-1024x576.jpeg)
2023.3.4
ただいま制作中
こんにちは、坂本澄子です。
久しぶりの新作を描いています。
パリのお花屋さんでミモザを見かけました。
![](https://sumiko-sakamoto.com/wp-content/uploads/2023/03/IMG-0009-768x1024.jpg)
冬曇り空の下で、そこだけ春が来たようでした。
ミモザが描きたい!
帰国後、早速ミモザを一本買い求め、花や葉のつき方をデッサンしました。
ただ眺めるのと、実際に手を動かしながらとでは大違い。格段に観察力が上がります。
![](https://sumiko-sakamoto.com/wp-content/uploads/2023/03/IMG_0041-1024x768.jpeg)
壁にかけた絵の青と美しく響きあうのを見て、背景に海を入れようと決めました。
手前に人物を描いて、ミモザと海を見る静かな午後のイメージです。
でも、それだけだと「ただの風景画」になってしまう。
考えを巡らせるうちに、パリで買ったイヤリングのことを思い出しました。
虹色の半貴石が雫のように連なったデザインに一目惚れ。
![](https://sumiko-sakamoto.com/wp-content/uploads/2023/03/IMG_0095-819x1024.jpeg)
地球のエネルギーがもらえる気がして、身につけて描いてみました。
すると、海と空を映すテーブルは別の次元に通じ、
ミモザの周りを惑星のように巡る透明な玉が、さらにそれを映します。
そして、これらを眺める女性にも同じイヤリングを。
この後もまだ変わるかも知れませんが、絵の中の変化を愉しみながら、じっくり描きたいと思います。